Deci and Ryan (2002) は開発的に動機づけられた行動であって、親密な他社によってその行動が促進されれば、結果としてその行動の価値を自らの中に内在化されることがあると指摘している。
Bandura (1997) などによって提唱されてきた「自己効力感 self-efficacy」という概念とも通じるものである。
有能感の認知をより望ましい方向へと改善する働きかけが、動機付けを高めるためには重要な役割を果たすと言える。
自律という概念は、日本などの社会的文脈には当てはまらないとする議論もある。Sheldon, Elliot, Kim, and Kasser (2001)では、あらゆる文化圏の構成員は自律支援的な経験をやりがいのあるものとして認知するが、集団主義的な文化圏の人々は他者との関係性が満たされていることに、より満足を感じる可能性があるとしている。文化的特異性に関係あるのもと考えられる。少なくても、日本独自の文化的/社会的/精神的風土をふまえた自律概念の構成も視野に入れるべきである。
森 友人 (2005).「外国語学習の動機付けを高める3つの要因:全体傾向と個人差の観点から」『JACET Bulletin』41, 37-50
Deci,E. L.,&Ryan, R. M. (Eds.) (2002) Handbook of self-determination research. Rochester, NY: University of Rochester Press.
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